ネット社会に置いて、おかしな言葉や、詐欺紛いな表記が蔓延しています。
家畜に対してのおかしな表記
https://ganburi.com/%e3%82%a2%e3%83%a4%e3%83%a0%e3%83%bb%e3%82%bb%e3%83%9e%e3%83%8b-2/1030/
や、過剰なメディアのおかしな報道
https://ganburi.com/%e3%82%a2%e3%83%a4%e3%83%a0%e3%83%bb%e3%82%bb%e3%83%9e%e3%83%8b-2/919/
(珊瑚について)
は記載しました。
しかしながら。
ブランド品に対して等に良く有る、「本物です!」
多分、「偽物に対しての逆」と言う意味で記載するんだと思います。
しかしながら偽物と言う言葉は、とても曖昧な言葉なのですよね。
偽物、まがい物と言う言葉は、コピーだったり、似通ったものだったり、全てを称して表現する曖昧な言葉なのです。
それに対しての反対語「本物」も、もちろん曖昧な言葉です。
本来、ブランド品は、記載するとすれば「どこどこの正規代理店で購入」や、「海外のどこどこで購入」等、「ああ、それは信用出来るな」と言う明確な根拠を提示するだけでよいのです。
根拠が掲示されて居ないと、何の根拠もなく「ただ勝手に言っているだけ」です。
どこかのお店で、「これは本物!」と記載されているのを見たことは有りますか???
バッタ物屋(偽者屋)位しかそんな表記はしないと思います。(今も有るのかな?)
そんな記載をしているお店は無いはずです。
本来は、稚拙で恥ずかしい表記だからです。
かつて、熱帯魚で「本ダトニオ」と言う貴重な魚が流通しました。
これについても、「本物のダトニオ!」と言う意味では有りません。
結局大きくなると亜種(別種)であることが殆どでしたが、小さい時に似ている個体が有るので、大きくなってから判明します。
「本マグロ」も本物のマグロと言う意味では有りません。
本マグロと称されているのは、「クロマグロ」の事です。
では、なぜ本マグロなのか。
昔から貴重視されたマグロ、「本来のマグロ」と言う意味です。
真実は、キハダマグロもカジキマグロもクロマグロも全部「本物のマグロ」です。
わさびもそうですが、チューブわさびや、練りわさびは偽物わさび?(ホースラディッシュ)なのです。
「本わさび入り」って書いていますよ。
動物愛護団体は、オオカミの牙と記載されたアクセサリーに苦情を入れます。
アクセサリーの世界では、オオカミ科の牙はオオカミの牙として流通します。
時計で訴えられ勝訴したパロディーブランドからも解ることですが、オオカミの牙が数千円で流通する事は有得ないのです。(実価格は1000倍以上)
そう言う人は、スーパーの魚売り場のシシャモに「これはシシャモではない!」とクレームを入れて回って下さい。
シシャモと売られている物は、シシャモとは全くの別種「カペリン」です。
北海道などでたまに売っている「シシャモ」が本来のシシャモです。シシャモよリ断然高価です。
全く別の種類なので、一般な方でも顔を比べれば判別できるかと思います。
最近は、カラフトシシャモと記載されている事が多くなりましたが。(ややこしいですが、これもただの商品名)
イクラと販売されている物も微妙ですよね。
明らかに、スマ子をイクラとして販売している事が有ります。
大きさで解りますが、技術発達で、マスにイクラを産ませることが可能になりつつあるのでこの辺りは微妙ですが。
植物に対してはもっとひどく、使ってはいけない謳い文句が見受けられます。
「無農薬」これはもう法律で使ってはいけない言葉とはなっていますが、未だ蔓延しています。
これも、曖昧過ぎる表現だからなのです。
種の段階で薬漬けにしてしまう事もあり、発芽の段階で農薬は必ず使用します。
全くの無農薬と言うのは、土を使わず、クリーンルームの様な屋内で管理された施設でしか有得ないのです。(それでも種は??)
(私的には日光も当たらずLEDと液肥で育った野菜は柔らかいとは言え健康野菜では無いと思いますが)
個人売買であれ、販売する以上は、詐欺紛い用語では無く、正しい言葉を使用して頂きたいです。
ここに記載して居る事は、決して非難して居る訳では有りません。
「間違いを正して頂きたい」と言うお願いです。
そうでないと、何事もどんどんおかしな状態になって行きます。
言い訳は必要ありません。
間違いは間違いです。
かたや専門家さえ、私も含め誰しも間違う事や勘違いは多々有ります。
それを素直に認めて正す力を持って頂きたいと切に願います。
それを頑固に突き通す心の元主は、ほぼ詐技師です。